タイプA行動パターン
1950年代にアメリカのフリードマンとローゼンマンは虚血性心疾患の患者には、ある共通した特徴の行動パターンをとることを発見しました。 それは、心臓病の外来の待合室でそこの椅子の前の部分だけが異常に擦り切れていることに気づいたことがきっかけでした。つまり、他の疾患の外来患者より、心臓病の患者はわずかな時間を待つことにも「イライラ」したり、 すぐに立ち上がれるように浅く腰かける人が多いのでその為に椅子が擦り切れていることを発見したのでした。 そこから研究し、心臓疾患のかる患者にはある特徴的な性格が多いことがわかってきたのです。
特徴としては、性格的な面では行動的・競争的・野心的・せっかち・ストレスに対しての自覚が少ない・仕事熱心 ・身体的な面では、高血圧・高脂血症など。 そのような特徴をもった人をタイプA行動パターンとしました。