奈良県生駒市にある整体院  肩こり・腰痛・O脚矯正・産後ケア・骨盤矯正・自律神経失調などでお悩みの方

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 腸内環境と健康

  

腸内細菌と人の健康の話





病気の原因は血液の汚れと、血液の循環不良

 

よく農業をやっている方に「おいしくて質の良い野菜をつくるコツは・・・」と聞くと「やはりよい土壌づくりが大切ですね・・。」と答えられます。 植物や野菜が元気に育つ為にはまず、その土壌がしっかりしていないと良いものは生まれないということです。だから、いい野菜を作る為に土壌を丹念に耕し肥料を入れ更に耕しと野菜作りの基本として土壌作りには時間がかかります。人間の体もこれとまた同じく健康を保つには土壌作りが大切になってきます。その土壌が人間では腸内環境といってもいいでしょう。

土の中にはたくさんの微生物がいます。その微生物が植物にダニやカビを寄せ付けない有用物質を造っています。人間のおなかの中にも無数の微生物(腸内細菌)が住み着いて私たちの健康を守ってくれています。特に腸内の善玉菌と呼ばれる細菌を多くよりよい環境のしてあげるということは人の健康にとって大事な条件となり、きれいな血液をつくる源ともなります。

小腸の主な善玉菌は乳酸桿菌・乳酸球菌・酵母菌の3種類です。大腸のビフィズス菌は酸素に触れると死んでしまいますが、小腸の乳酸桿菌の働きで酸素を消費・吸収するため、ビフィズス菌が増殖できます。

 






人間は歳と共に徐々に善玉菌が減少します。40代後半を境に善玉菌が減少し悪玉菌が増え始めます。特に60~70代になると一気に悪玉菌(ウエルシュ菌など)が増えだし有害物質を生み出す環境にさらされます。 それに伴い活性酸素が多く発生し免疫力は低下し、さらに有害物質が血液に混じり全身に運ばれると自然治癒力が働きにくい環境が形成されていきます。だから、人は年齢と共に病気になる確率が増えてくるのですね。

  腸内細菌 善玉・悪玉・日和見菌 比率と役割
      
 

栄養は摂取量ではなく消化吸収される量が大事

  腸内細菌は私たちの臓器のひとつ

ビフィズス菌は主に大腸で、乳酸菌は主に小腸で活躍している善玉菌の代表です。どんなに体に良いと考えられるものを摂っても体にきちんと吸収されて行かなければなにもなりません。きちんと吸収されない分は腸内で腐敗または発酵します。腐敗すれば血液は汚れ、発酵すればきれいになります。腸の中によい微生物(善玉菌が多い)が住んでいれば、腸内発酵がおこり悪い微生物(悪玉菌多い)が多いと腸内腐敗になります。発酵させるためには発酵しやすい食物を積極的に摂る事と、腸内環境を良くする事が大切です。「発酵する物を食べ、腐敗する物はやめる」ことが血液を浄化し健康を促進させる為にとても大事なことと言えるでしょう。

   

 腸内環境を変える3つのstep

 

血液の健康=からだの健康  

健康維持に欠かせない最も大切な条件とは・・・

「きれいな血液が全身をくまなく循環して、栄養と酸素を細胞に供給すること」です。

  STEP 1 腸にやさしい食事の習慣 (素地づくり)
  

● ごはん・みそ汁・梅干・つけ物・海草・ごま・いも・豆の積極的摂取

● 穀物5:野菜2:魚1
動物性食品・揚げ物・炒め物(酸化油)の摂り過ぎは腸内環境を悪くします。

 STEP 2 積極的な腸内環境改善 (吸収力強化)  

● ミネラル摂取(血液の原料補給)

● 酵素活性力のある食品摂取
 (良質なローフード/果物・生野菜/・海草・刺身・発酵食品・・)

 

● 酵素を損なわない低音調理

 

野菜には酵素が含まれていますが、酵素は高温(60℃以上~)になるとどんどん壊れていきます。

 STEP 3 全身のバランスを整えるボディーケア
 

● 無理のない運動・ストレッチ・入浴で筋肉の緊張を緩める。

 

● 身体の歪を調整する治療や整体(血液循環の改善と関節の可動域の拡大)

 

● 身体を冷やさず温める

    

● ストレスや運動不足は腸内環境の悪化を招くので気を付ける



 

 豆知識
 

◆ 血液の働き ◆

 

● 血管の総延長は10万km(地球2周半)
● 毛細血管の太さは8~10μm (1μm(マイクロメートル)0.001mm)髪の毛のおよそ1/10

  

赤血球  (7~8μm)
赤血球に含まれるヘモグロビンが、体の隅々まで酸素を届け、各組織でできた二酸化炭素を肺まで運ぶ働きをします。寿命:120日(約4ヶ月)

  

白血球(6~50μm)
体に入ってきたウイルス・細菌・その他有害な物質を自らに取り込み私たちを病気から守ってくれます。 寿命:9日

  

血小板(1~4μm)
出血を止める働きをします。寿命:4~10日

  

なぜ発酵食品が腸やからだにいいの?


食物を発酵させることで得られる利点は

① うまみが増す
② 栄養価が高まる
③ 長期保存が利く

 

ということがあげられます。昔、冷蔵庫のなかった時代からこの保存食という観点からも高温多湿で物がすぐ腐りやすい環境にあった我が国でも発酵食品は多くつくられ人々はその恩恵をたくさん受けてきました。

 

発酵食品を摂ることで一番恩恵を受ける私たちの体の器官は、腸です。腸内には約100兆もの細菌が棲んでいると言われていますが、発酵食品を摂ると私たちの体にとってプラスに働く菌、いわゆる善玉菌が腸内で繁殖するのを助けてくれるからです。

 

腸内細菌の環境は互いに拮抗関係にあり、つまり善玉菌が増えれば悪玉菌は減り悪玉が増えれば善玉は減ってしまうという関係です。あと、その環境・状況に応じて悪玉になったり、善玉になったりする日和見菌というもの存在します。日和見菌はその状況に応じ善玉でも悪玉でもその優勢な方の味方になります。

 

また、免疫ということから見ても腸内の微生物の働きはとても重要です。腸管には免疫細胞(マクロファージ・リンパ球・好中球など)が多数活動しています。口から消化管を通って侵入してきた病原菌から身体を守っていますが乳酸


 

参考資料:「自然治癒力を発動させる3つの条件」井草克一著(現代書林)

 【 関連サイト 】
>>和食と洋食を考える
>>血液の汚れチェック

 
 
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